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北朝鮮に電磁パルス攻撃は可能?次はバンアレン放射能帯攻撃?


北朝鮮のミサイル攻撃は2017年になって現実のものになってきた気配が強くなりました。

8月、9月に日本上空を超えて以来、

北朝鮮の電磁パルス攻撃(EMP攻撃)を仕掛けてくる可能性について

語られることもありますが、

本当に北朝鮮という国が電磁パルス攻撃なんて実現できるのか

どうせ、口だけ…という風潮があるような気がします。

 

しかし、海外のサイトを読んでいたら

北朝鮮に電磁パルス攻撃をするだけの技術はあるという見方が。

 

実際に、電磁パルス攻撃という技術は実現可能な技術なのでしょうか?

 

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Contents

過去に電磁パルス攻撃は実施されたことがある?実験は?

 

過去に”電磁パルス攻撃”を他国に仕掛けた国はありません。

 

しかし、実験をした国が2か国あります。

 

  • アメリカ
  • 旧ソビエト

 

このときの実験では、周辺地域で

停電したことが確認されています。

 

 

北朝鮮に電磁パルス攻撃は可能?

アメリカに、

The EMP Commissionという団体があります。

 

2001年に設立され、2006年に再編成されたのですが、

このThe EMP Commissionの目的が、

 

EMPからアメリカを守ること。

 

 

北朝鮮のように人工的な核爆弾によって引き起こされる電磁パルス攻撃のほかにも、

太陽フレアの電磁嵐や、サイバーアタックなど

アメリカをいろいろなタイプの電磁波による被害から守ることをミッションとしています。

 

このThe EMP Commissionがレポートを出しているのですが

そこでは、

 

電磁パルス攻撃(EMP攻撃)は

それほど高度な技術を用いなくても

原始的な、シンプルなつくりの核爆弾によって十分に被害がでることに言及しています。

 

今後、北朝鮮やテロリストなどは、

核爆弾を直接他国の領土に打ち込むよりも

上空に向けて発射するEMP攻撃によって市民生活に大打撃を与えることを

選ぶだろうと述べています。

 

そして、

現在の北朝鮮のもつ技術で

電磁パルス攻撃(EMP攻撃)は十分可能であるとしています。

 

なんとそのレポート2008年のものなのですが

2008年の時点で北朝鮮による電磁パルス攻撃(EMP攻撃)は可能ということは、

2017年の現在の時点ではもっと技術が進んでいることが想像できます。

 

 

北朝鮮に電磁パルス攻撃が可能な技術をリークしたのはロシア

 

北朝鮮が電磁パルス攻撃が可能な技術を得たのは、

 

ロシアから。

 

ロシアは、EMP攻撃ができる技術をもっており、

実験をしている世界で2つの国の1つ。

 

 

2004年、ロシアの将校でありEMPの専門家が

アメリカのthe EMP Commissionに対し、

ロシアが保有していたスーパーEMP弾頭が、

アクシデントで北朝鮮の手にわたってしまったこと、

そして、ロシアの科学者の頭脳流出=高度な技術を持った優秀な人物の流出により

北朝鮮に渡り、ミサイルや核爆弾の開発に関わっていることを

警告しました。

 

そして、2013年に

中国は北朝鮮がスーパーEMP核兵器を保有していることを認めています。

 

参考:38NORTH

 

 

本当に北朝鮮に電磁パルス攻撃するだけの技術力はあり、

それを実現させたのはロシア。

そして、中国もそれを知っている。

 

今、アメリカは

ロシア、中国に北朝鮮をけん制するように求めていますが

この事実関係は本当にややこしいですよね。

 

北朝鮮は電磁パルス攻撃を実施するのか?

可能性は0ではありませんが、

狙うとしたらアメリカよりも日本が危険ではないかと…。

 

北朝鮮に電磁パルス攻撃(EMP攻撃)が可能なのは事実のようですが

実は、北朝鮮は、

バンアレン放射能帯攻撃も視野に入れているのではないか?という意見も。

 

 

北朝鮮が計画するバンアレン放射能帯攻撃とは?

 

海外のサイトを読んでいると、

北朝鮮は、Van Allen radiation beltsを攻撃する

Van Allen radiation belts Attackを計画しているのでは?という記事が。

 

 

Van Allen radiation beltsとは、バンアレン放射能帯

 

 

バンアレン放射能帯攻撃を北朝鮮が計画しているということ?

 

バンアレン放射能帯とは・・・

ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいている2つの帯

内帯と外帯との二層構造になっています。

赤道付近が最も層が厚くなっており、南極・北極は付近は層が薄くなっています。

この帯は、とても放射能の強い場所です。

 

アメリカの物理学者、ジェームズ・ヴァン・アレンが発見したことからその名がついています。

1958年にアメリカの人口衛星エクスプローラー1号によって発見されました。

 

画像元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァン・アレン帯

 

赤い内帯は赤道上高度2,000~5,000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多く、

グレーの外帯は10,000~20,000kmに位置する大きな帯で、電子が多いという特徴があります。

 

電子は太陽から、陽子は宇宙線からの起源であり、

それを地球の磁場がとらえることによってこのようなドーナツ状の形になっているようです。

オーロラが地球上で見られるのは、このバンアレン放射能帯が存在するからだそうです。

 

バンアレン放射能帯は高い放射能により、

そこを通過する宇宙飛行士に悪影響が及ぼすといわれ、

心配されていましたが、短時間で通過するので問題がないのではと

今は考えられています。

人工衛星なども通過する際は何らかの影響が懸念されています。

 

 

 

 

 

北朝鮮が、バンアレン放射能帯攻撃を仕掛けるのは

図の赤い内帯です。

 

 

バンアレン放射能帯攻撃とは?

高度2000~5000kmに存在しているこのバンアレン放射能帯の内帯に

タイマー使用か遠隔操作で爆弾を爆発させ、

そこに存在する人工衛星を破壊、または障害を与えることが目的です。

 

爆発によって、

分子が加えれられることによって人工衛星の軌道が変わったりします。

 

人工衛星の役目は

気象衛星や通信、地球観測、宇宙観測などさまざま。

GPSも衛星を利用しています。

これらを破壊、または損傷させるのが、バンアレン放射能帯攻撃です。

 

人工衛星を利用する通信、コミュニケーションに影響がでるということは

地球に生きる私たちの生活に大きく影響を及ぼします。

 

 

 

1967年に宇宙での核兵器使用は禁止されましたが、

戦争になればこのバンアレン放射能帯攻撃をする国が出現するかもしれない、

そして、北朝鮮にその意思があるかもしれないらしいのです。

 

 

もし、バンアレン放射能帯攻撃されたら・・・?

 

代わりの人工衛星を打ち上げるという手段になるでしょうが、

いったん、バンアレン放射能帯が元の放射能レベルに戻るのにどれくらいの時間がかかるのか

人工衛星を作っていく時間がどのくらいかかるのか、

いくつの人工衛星がダメージを受けたのか

どこの国の人工衛星なのか

 

未知のことばかりです。

 

そして、自国の人工衛星が影響を受ける可能性もありますよね。

人類のコントロールが宇宙にまで及ぶとは到底思えないのですが・・・

 

 

まとめ

今、北朝鮮という国は、

何をするかわからない状態でありながら、

 

自国にどれだけのカードがあるかを見せびらかしているようですよね。

こんなに破壊力がある攻撃ができるけど、どうする?

 

そんな心理戦が続いています。

心理戦だけで済めばいいのですが、冷静な判断ができると思えないリーダーのもとで

これだけの軍事力をそのままにしておくのは恐ろしいです。

 

子供たちの未来を思うと、

早く何とかしてほしい。

 

もうこんな不安な世界を子供に託すのは

親として不安でしかありません。

世界の動きが注目されます。

 

 

 

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