レディガガの線維筋痛症は完治する病気？症状や原因・治療法は？

歌手のレディガガさんが休業する理由を

【線維筋痛症】という病気を患っているためだと発表しました。

初めて聞く病名、線維筋痛症ってどんな症状なのか

初期症状やその原因、好発年齢などについて調べてみました。

 

患者の半数以上が女性ということで

他人事ではない線維筋痛症。

 

実際に日本でも線維筋痛症を患っている人がたくさんいることに驚きましたし、

今回、レディガガさんが線維筋痛症であることを公表したことで

病気への理解や治療法の進歩など大きな希望を感じている人も多いようです。

 

まずは、線維筋痛症がどんな病気なのか調べてみます。

 

 

レディガガが闘う線維筋痛症ってどんな症状？

 

線維筋痛症（せんいきんつうしょう）とは、

 

全身に激しい痛みを感じる病気。

 

耐えられないほどの激しい痛みが襲ってくるこの病気。

レディガガさんが休養せざるを得ないのも

その痛みの激しさなんでしょうね。

 

 

全身の痛みのほかにも、

• 体がこわばった感じがする
• 頭痛
• 不眠
• 不安感
• うつ症状
• 便秘
• 下痢
• 関節痛
• 手足のしびれ
• 胸郭出口症候群

 

など症状は身体的なものだけでなく、精神的なものにまで及びます。

 

関節リウマチと誤診されることも多いようなので

線維筋痛症と正確に診断できるかどうかが難しいところですね。

心的症状が強いと心身症と診断されたり、

正確な判断がとても難しい病気です。

 

• 関節リウマチ
• シェーグレン症候群
• 全身性エリテマトーデス
• 強皮症などの膠原病
• 変形性脊椎症
• 脊椎関節炎

のあとに線維筋痛症を発症する場合もあります。

 

そして、線維筋痛症は

検査をしてもなんの異常も見つからないというのがやっかいなところ。

 

気のせいだとか、怠けたいたいだけだ、仮病だと

周りに理解されないのがつらいのです。

 

比較的新しい病気で、

「結合織炎」「結合織炎症候群」と以前は呼ばれていたのが、

線維筋痛症と呼ばれるようになりました。

 

 

アタナハクリニックの院長矢崎智子先生によると

線維筋痛症には、病気の進行にステージがあり、

 

 

 

線維筋痛症で寝たきりになってしまう！！？

それは怖いです。

ただ、死に至る病気ではありません。

日常生活のクオリティが損なわれてしまう病気なのです。

 

 

線維筋痛症の初期症状にはどんなものがあるのでしょうか？

早期発見するにも、検査では異常が見つからないなら

自分で症状に気づくしかありません。

 

 

線維筋痛症の初期症状は？

線維筋痛症の初期症状は、

痛みというよりも体のこわばり感が強いようです。

 

そのほかにも下痢や便秘などほかの疾患の症状と間違われそうですね。

 

線維筋痛症の好発年齢は？

３０代後半～４０代前半の女性が線維筋痛症の好発年齢。

 

線維筋痛症は、３０代～６０代の女性に多く発症しますが

その中でも特に３０代後半～４０代前半の女性が発症するということですね。

 

 

レディガガさんは、1986年3月28日 生まれの３１歳です。

 

 

最近では、子供が線維筋痛症に罹患する例も見られ、

１０代、２０代なら線維筋痛症は考えられないというわけではないようです。

 

子供がかかるのは怖いです。

３０代後半～４０代前半の女性って一番、

子育てに忙しい時期ですよね。

 

この時期に耐えられないほどの激しい痛みは本当につらいですよね。

 

 

線維筋痛症の患者の８０～９０％は女性。

でも、それがなぜなのかは不明です。

 

日本の患者数は、２００万人と言われています。

人口の比率にすると２％まではいかないくらいだそうです。

アメリカでは２％の罹患率だそうですから、

地域によっての差はあまりないのかもしれませんね。

 

 

線維筋痛症の原因は？

原因がはっきりわかっていないのだそうです。

 

可能性としては、

身体的なストレス、例えば、

• 過去のトラウマ
• 手術
• 感染症

 

心理的な強いストレス、例えば

• 親の離婚
• 幼少期の虐待
• 転居を繰り返す
• いじめ

 

などがきっかけとなって症状がでることも考えられるそうです。

ただし、こういった原因とは無関係の発症例もあるので

これが線維筋痛症の原因だという決定ていな答えは見つかっていないのです。

 

 

 

これは、世界的に見てもまだ治療法が確立されておらず、

検査で見つけることもできないという

まだまだこれからの進歩が期待される状態なので

 

今回のレディガガさんの病名の公表は

同じ病気、線維筋痛症で闘う人にとっては

治療法が見つかるきっかけになるのではないかと希望を感じるかもしれません。

 

レディガガの線維筋痛症の現在の症状は？

レディガガさんが、線維筋痛症、英語ではFibromyalgia

であることを公表した理由は、

 

この病気に対する啓蒙活動。

もっとたくさんの人にこの病気に対する理解をしてほしい。

そして、同じ病気の人とつながりたい。

 

Gaga: Five Foot Twoというドキュメンタリーフィルムの公開が予定されています。

 

レディガガさんは、去年から慢性の痛みに苦しんでいるそうです。

 

 

線維筋痛症の治療法は？

線維筋痛症に対する治療法はまだ確立されていないのですが、

症状を和らげるための対症療法や

うつ病の治療に使われる薬が線維筋痛症に効果があるということで

投薬治療などが行われているそうです。

 

ファイザー株式会社が製造、エーザイ株式会社が販売する

リリカカプセル（Lyrica Capsules）が

２０１２年「線維筋痛症に伴う疼痛」の新たな効能・効果の承認を取得しています。

一般名は、プレガバリンです。

 

リリカに関する問い合わせは、

ファイザー株式会社　製品情報センター　電話：0120-664-467

エーザイ株式会社　お客様ホットライン電話：0120-419-497

 

ほかには、セレコックス、ノイロトロピンという薬も治療に利用され、

健康保険が適用されます。

 

リリカ、セレコックスでは１日２回の服用、

 

ノイロトロピンは、錠剤のほか皮下注射もあります。

 

 

線維筋痛症の完治のための決定的な治療方法はないけれど、

痛みを和らげ、生活の質を保つことはできるということなんですね。

 

 

 

まとめ

有名人であるレディガガさんが公表したことで

今まであまり知られていなかった線維筋痛症という病気がたくさんの人に知られ、

財力もあるレディガガさんが線維筋痛症の研究など

なんらかのサポートをする可能性もありますよね。

 

原因解明や完治する治療法の確立など

レディガガさんの病気の公表は大きな影響を与えそうですね。

 

 

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