「池の水ぜんぶ抜く」発見ヒメコトヒキはどんな魚?味や食べ方は?
「池の水ぜんぶ抜く」の新企画、テレビ東京で9月17日放送の
日曜ビッグバラエティ「東京湾大調査! お魚ぜんぶ獲ってみた ~深海500mカメラを仕掛けたら~」
で東京湾で初めて捕獲されたヒメコトヒキ。
ヒメコトヒキが東京湾で見つかったのは初めてなのは理由があって、
本来は沖縄や西表島など南方に生息する魚だから。
すごいですね!!
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」第4弾は、東京湾の水ぜんぶ抜く!のは無理なので
巻き網、底引き、定置網、刺し網などあらゆる方法で東京湾を探索。
ヨロイザメ、ナンヨウカイワリ、アブオコゼなどレアなお宝魚をまた発見!
ヒメコトヒキってどんな魚?
食べたらおいしいの?
Contents
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」第4弾「お魚ぜんぶ獲ってみた」発見のヒメコトヒキってどんな魚?
ヒメコトヒキ (姫琴弾)
英語名 Largescaled terapon
スズキ目シマイサキ科
体長:20~30センチ
画像元:https://zukan.com/fish/internal3015
形態・特徴 | 吻は丸く、尾鰭には明瞭な黒色帯が5本、縦に入る。体側の地色は白色で、茶褐色の縦帯が直線状に3~4本走ることで、似たコトヒキと区別することができる。 |
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分布 | 茨城県以南の太平洋岸、秋田県、佐渡、隠岐諸島、山口県、琉球列島、小笠原諸島。~インド-太平洋。 |
生息環境 | 内湾や沿岸浅所、汽水域に生息する。 |
食性 | 多毛類、魚類、甲殻類などを捕食する動物食性。 |
その他 | 鰾(うきぶくろ)を使って「グゥグゥ」と鳴く。水産有用種。 |
参照元:WEB魚図鑑
体は長い卵形で、側扁している。
体色は銀色で、体側には、褐色や暗褐色の縦帯が4本ほど入っている。
帯は頭部にも見られるが、この内の1本は、吻から眼を通り、尾びれの後ろ端まで続いている。また、尾びれには5本のはっきりとした縦帯があり、後ろ縁は浅く湾入しているほか、背びれの棘条部には大きな黒っぽい斑がある。
一見するとコトヒキと似ているが、ヒメコトヒキの縦帯は直線状に伸びている。
シマイサキともよく似ているが、ヒメコトヒキの尾びれには、はっきりとした5本の黒っぽい縦帯が入っているほか、吻も丸みを帯びている。引用元:http://www.aqua.stardust31.com/suzuki/simaisaki-ka/hime-kotohiki.shtml
コトヒキと似ているとのことなので
コトヒキの写真はこちら。
画像元:https://zukan.com/fish/internal61
めちゃくちゃ似てますね。
正直、パッと見の違いがわからないほどです。
個体差で柄の出方が違ったら気づく自信はありません。
コトヒキは50センチほどまで大きくなるのに対し、
ヒメコトヒキはあまり大きくならないので、”ヒメ=姫”と名付けられたんでしょうかね。
ヒメコトヒキ自体も知っていたら学者並み!の珍魚で、
さらに入り組んだ東京湾で見つかるのは初めてということです。
茨城県あたりでの確認例はあるけれど、
まさか東京湾でヒメコトヒキが!!!と日本初の発見だったわけですね。
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」のお宝発見スキルがすごい!!
宝くじぜんぶ買う大作戦にしたら、1等当たりそう!!
ヒメコトヒキは、新潟や福井など日本海側でも、茨城以南の太平洋側でも生息している魚です。
水深は10mくらいまでに生息していることが多いんだそうです。
定置網や曳き網、刺し網でほかの魚に交じって捕獲されることが多い。
今回、「池の水ぜんぶ抜く大作戦」の第4弾お魚ぜんぶ獲ってみたでは
富津沖で底引き網によって東京湾初のヒトコトヒキ捕獲となりました。
WEB魚図鑑によると、
- 神奈川県 片瀬境川
- 宮崎県 門川湾
- 静岡県 駿河湾
- 愛媛県 愛南町
などで確認されています。
ヒメコトヒキは食用?お味は?
あまり食用としては、認知されていないそうですが、
数がたくさん捕れないので食用として認知されているわけではなく、
ほかの魚に交じって捕獲されたら、
食用にするそうです。
刺身や焼き魚、唐揚げにするのが一般的だそう。
刺身は、あまりおいしいとは言えないお味のようです。
まずまずの味という意見もありますが、
とにかくあまり捕獲されない魚ということで
食べた味の感想はあまり見つかりませんでした。
それほど珍しい魚が東京湾で見つかるってすごいですね!!
夢のある番組です。
まとめ
100発100中のようなレアものを発見するテレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」!
次はどこの水を抜くんでしょうか?
毎週の番組ではなく、不定期で放送されるからこそ
貴重な発見が話題になるのでしょう。
今後も、特番としてレアな発見を期待したいですね。