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三原舞依の難病【若年性慢性関節炎】は完治済?病気克服し五輪挑む


 

フィギュアスケートのグランプリ中国杯に出場する日本女子選手は、

三原舞依選手、樋口新葉選手、本田真凛選手の3人。

 

2018年2月に開催のピョンチャンオリンピックまで3か月ほど。

日本女子代表枠はたった2つ。

 

このグランプリシリーズも選考に影響しますから

とても重要な大会です。

 

この中国杯で注目したいのは、

三原舞依選手。

 

2015-16年のシーズンは

難病指定されている病気による不調のため

成績が振るわなかった三原舞依選手の体調や調子が気になるところ。

 

三原舞依選手の難病は完治したのでしょうか?

五輪代表選手の座を狙えるだけの体調なのでしょうか?

 

気になったので調べてみました。

 

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Contents

フィギュアスケート三原舞依選手の略歴

画像元:日刊スポーツ

 

 

フィギュアスケートの三原舞依選手は、

1999年8月22日生まれの18歳。

 

兵庫県神戸市の出身です。

 

小学校2年生のときに見た浅田真央選手にあこがれてフィギュアスケートを始めました。

2012年の13歳から頭角を現し始め、

初めて参加した全日本ジュニア選手権では8位と健闘しています。

 

 

2013年からジュニア、2016年からはシニアで活躍しています。

 

2013-14年のシーズンでは、

全日本ジュニア選手権で本郷理華選手についで2位と

素晴らしい結果を残しました。

全日本選手権は12位。

 

2014-15年は、全日本ジュニア選手権は7位、全日本選手権は9位。

 

2015-16年は、2015年アジアフィギュア杯のシニアクラスで優勝。

全日本ジュニア選手権は8位。

2015年の全日本選手権は難病を発症したため、

病室のベッドの上からテレビで観ていたんです。

 

 

2015年にスペインから帰国して体調不良で2週間入院したのは、

この病気のためだったんですが、

三原舞依選手の難病とは何か気になりますね。

 

その後、2016年4月から氷上に戻ってきた三原舞依選手。

 

練習を再開し復帰します。

 

シニアデビューとなった2016-17年は、

シーズン初戦となるネーベルホルン杯で優勝。

全日本選手権は3位入賞!

 

四大陸選手権では初優勝し、国際大会初の優勝となっています。

実は、この大会で三原舞依選手は合計200.85点という高得点をたたき出しています。

200点越えは、あこがれの浅田真央選手、

安藤美姫選手、宮原知子選手に次ぐ4人目の快挙です。

 

 

三原舞依選手は、スピン・ステップに定評のある選手。

過去の大会でも、最高レベルのレベル4を獲得しています。

 

2017年はどうやら三原舞依選手は

かなり調子がいいようです!!

となると、気になるのは病気が完治したのでは?

ということ。

 

三原舞依選手の難病についてみてみましょう。

 

 

フィギュアスケート三原舞依選手の難病の病名は?

三原舞依選手の病気は、国から難病指定されている【若年性慢性関節炎】です。

 

16歳以下の子供が発症する関節リウマチのこと。

若年性関節リウマチと呼ばれることもあります。

 

三原舞依選手も2015年、16歳で発症しています。

 

 

 

三原舞依選手の【若年性慢性関節炎】とはどんな病気?

 

【若年性慢性関節炎】は、どちらかというと女児に多いそうです。

 

発症する確率は、10万人に9人ほどの割合。

 

 

年性慢性関節炎】には大きく分けて2つのタイプがあり、

全身型、関節型(少関節型、多関節型)に分けられます。

 

 

全身型は、発熱、発疹、関節炎が見られ、

胸膜炎や心膜炎を発症し、リンパ節が腫れたり、肝臓や脾臓が大きくなってしまうことも。

重大な合併症が怖いタイプです。

 

関節型は、少関節型と多関節型に分かれ、

少関節型は4関節以下に症状がでて、

膝や足など大きな関節に関節炎の症状が出ることが多く、

投薬治療で回復しやすい傾向にあります。

 

多関節型は、

5関節以上に症状が見られ、

指などの小さな関節に左右対称で症状がでたり、

痛みや腫れが見られることも。

あごや首などに症状がでたり、発熱や倦怠感が見られたり

する場合もあります。

 

発症する割合は、全身型が42%、少関節型が20%、多関節型が32%程度だといわれています。

 

 

参考サイト:リウマチeネット

 

三原舞依選手は、

【若年性慢性関節炎】の少関節型を発病しているそうです。

 

一番予後がよいタイプですね。

投薬治療が有効というのが心強いです。

 

 

【若年性慢性関節炎】は完治する?

【若年性慢性関節炎】の全身型である場合と、少関節型である場合では

完治する確率なども変わってくるでしょうが、

 

三原舞依選手の場合は、

【若年性慢性関節炎】の少関節型。

 

比較的予後のよいタイプであるため

投薬での治療に効果があると思われます。

 

 

三原舞依選手の【若年性慢性関節炎】は完治した?

2017年の三原舞依選手の状態を見ると、

かなり調子がよく、

【若年性慢性関節炎】の影響をあまり受けていないのではと推測されますが、

ほぼ完治の状態ではないでしょうか?

 

三原舞依選手は、少関節型なので

関節炎がでるのも4関節以下。

肘や膝などフィギュアスケートには大切な場所ですが

滑らかな滑りが見られるようであれば、

ほぼ完治の状態だと思っていいかもしれませんね。

 

 

11月3日から開催される中国杯での活躍が気になりますね!!

 

同じ病気、【若年性慢性関節炎】で苦しむ子供たちにとっても

三原舞依選手の活躍は励みになります。

 

ぜひとも、ピョンチャンオリンピックの日本代表の座を獲得して、

同じ難病で戦う子供たちに希望を与えてほしいと思います。

 

 

まとめ

フィギュアスケート選手でありながら関節炎はつらかったでしょうが、

まだ三原舞依選手は、18歳。

 

これからの選手です。

 

三原舞依選手が【若年性慢性関節炎】を患ったにもかかわらず、

氷上で美しい舞を見せてくれることが

たくさんの子供たちの希望になりますね。

 

名前も舞依。

ピョンチャンオリンピックの日本代表として

韓国で『氷上のシンデレラ』と呼ばれる舞を披露してほしいです。

 

スケートができることを当たり前ではなく、

1回1回を丁寧にやっていきたいとスケートができることに

感謝することを知っている三原舞依選手。

 

気合の入り方が違いますよね。

スケートができなかった時期があるからこそ、

与えられたチャンスを絶対に無駄にしたくない。

そんな彼女が自分の思い描くスケートができるといいですね。

 

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