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鍬原拓也(中央大)は巨人指名獲得!シングルマザー母に恩返し!

2017/11/06


 

2017年のドラフト会議では、7球団が早稲田実業の清宮幸太郎選手を

1位指名しました。

そのうち6球団は2巡目、3巡目、4巡目の指名で交渉権を獲得する選手を

決めなくてはならないわけですが、

その中でも巨人は、3巡目でやっと決まるというまさかの結果。

 

巨人が指名したのは、中央大学の鍬原拓也選手。

シングルマザーとして女手1つで育ててくれた母には

息子の巨人指名は大きな恩返しだったでしょうね。

 

鍬原拓也選手にとっては、

巨人からの指名は意外だったのでしょうか。

いろいろなドラマがドラフトにはありますね。

 

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Contents

巨人の鍬原拓也指名は意外?他球団のスカウトからも高評価

2017年のドラフトで巨人に1位指名された中央大の鍬原拓也選手。

175cm78kgの投手。

 

高校は北陸高校ですが、

甲子園の経験はありません。

 

 

今回のドラフトでは、清宮幸太郎選手が話題の中心だったので

巨人の3巡目の指名で、鍬原拓也選手の名前がでたときに驚いた人もいるかもしれませんが、

 

巨人以外の球団のスカウトからもなかなかの高評価をもらっていました。

 

中日のスカウトからは、

”直球の力があるので、ドラフトの上位候補になる”

 

日本ハムのスカウトは、

”いい投手。上位候補だと思う”

 

西武は、

”球が強い。上位に入る”

 

ロッテは、

”安定感がある。上位は間違いないだろう”

 

と2017年のドラフト会議で上位指名の候補だったようです。

 

 

鍬原拓也はシングルマザーの母に恩返しがしたい

 

鍬原拓也選手は、母親がシングルマザーで育ててくれたんです。

奈良県御所市出身ですが、

高校は福井県の北陸高校。

 

母親の佐代子さんの悲願「野球を続けること」をかなえるため

特待生として奈良県から福井県の全寮制の北陸高校へ進学しました。

 

鍬原拓也選手は3月26日の早生まれにも関わらず、

152キロの直球を持つ投手としての才能を開花させました。

約1年違う同級生との身体面での差は、

小さいものではなかったでしょうが、

やはり野球の才能はきらりと光るものがあったのでしょうね。

 

15歳で母一人、子一人の親元を離れるという覚悟は

母にとっても、鍬原拓也選手にとっても簡単なものではなかったでしょう。

 

 

ここまでこれたのは母のおかげ。

プロ野球選手として活躍し、母に恩返ししたい。

 

 

その思いが、

巨人に自分の名前を指名することにつながったのかもしれません。

 

お母さまもうれしかったでしょうね!

巨人という花形チームに息子が指名されるという結果を残すことができ、

ここまで頑張ってよかった!と胸がいっぱいになったことでしょう。

 

 

家賃4000円築50年のアパートでの母と妹との生活

 

女手1つで育ててくれた母と鍬原拓也選手、妹、愛奈さんは、

家賃4000円の市営住宅で生まれ育ってきたそうです。

 

幼い頃に両親が離婚した鍬原拓也選手。

 

生活は楽なものではなかったそうです。

お小遣いを1度ももらったことがないという鍬原拓也選手。

 

鍬原拓也選手の母は一生懸命働き、

子どものたちの散髪をしたり、自分の髪を自分で切ったりと

節約する生活。

 

鍬原拓也選のお下がりを切る母。

新しい洋服は1年に一度しか買えなかった鍬原家。

 

少学3年生で野球を始めた鍬原拓也選手。

母を楽させるためプロ野球選手になることを誓います。

 

母と息子がプロ野球選手になる夢を追いかける覚悟をした瞬間です。

 

 

鍬原拓也選手と母のプロ野球選手になる夢

 

小学校から野球の強豪チームに所属していたため、

遠征費を払えなかった母は、

”お金を借りても返せないから、寄付してください!”と近所を回った母。

 

恥ずかしいという思いよりも

息子のためにがむしゃらになれる母。

 

中学では、すでに有名な投手になった鍬原拓也選手。

中学時代、厳しい練習が原因で右ひじを故障してしまいます。

 

そのときの治療費さえも母にはすぐには払うことができませんでした。

お財布は空っぽで、小銭かき集めてやって支払えたほど。

 

そんな母をみて

野球をやめると言い出した鍬原拓也選手。

 

野球をすることで、

家計を圧迫し、母を困らせている。

そんな思いから出た一言だったのでしょう。

 

何のために自分は野球をやっているのか?

 

自分の夢のために母を傷つける。

プロ野球選手になって母を楽にさせたい。

それなのに…

 

強豪校からも誘いがくるほどの才能がありながら、

”野球は飽きた。中学を卒業して、美容師になって早く稼ぎたい。

妹は高校に行かせたいから。早くお金を稼ぎたい”

 

そんな嘘を中学生にしてついた鍬原拓也選手のやさしさが

母にはつらかったことでしょう。

 

でも、息子の夢は、母の夢。

プロ野球選手になるという夢は、母の夢にもなったのです。

 

 

その後、強豪校の福井県、北陸高校へ進学。

奨学金で、中央大学へ進学。

 

そして中央大学でエースに成長しました。

 

 

ドラフトで巨人に1位指名されたあと、

鍬原拓也選手が母へ書いた手紙。

 

今まで、自分のことを我慢してきてありがとう。

母子家庭でお金はなかったかもしれないけれど幸せでした。

プロ野球選手になるという夢をかなえることができました。

 

 

鍬原拓也選手のグローブが紫色の理由

鍬原拓也選手のグローブは珍しい紫色。

紫は、母佐代子さんの好きな色。

 

そして、刺繍で”孝行”と書いてあるんです。

 

 

母への感謝と愛がグローブにつまっています。

 

 

鍬原拓也選手と母佐代子さんと妹愛奈さんの夢が叶った日

2017年10月26日のドラフト会議の日。

 

運命を決める日。

 

鍬原拓也選手の母と妹は祈るような気持ちで

ドラフト会議の行方を見守っていたことでしょう。

 

巨人が鍬原拓也選手を指名した瞬間の母佐代子さんと妹愛奈さんの驚いた顔。

次の瞬間涙と笑顔でいっぱいの2人。

 

12球団中7球団が清宮幸太郎選手を指名したとき、

2巡目でもまだ自分の名前が呼ばれないとき、

3巡目で巨人が”鍬原拓也”と指名したとき、

 

彼はどんな思いだったのか想像すると

本当に鍬原拓也選手が指名されてよかったと思いますね。

 

鍬原拓也選手の妹愛奈さんは舞台女優になる夢が

 

お兄ちゃんがプロ野球選手になる夢を叶えた瞬間を

目にした愛奈さんも、

自分の一流の舞台女優になるという夢を叶える決意を新たにしたかもしれませんね。

 

 

まとめ

2017年のドラフト会議は

清宮幸太郎選手、中村奨成選手に話題が集中し、

鍬原拓也選手に注目が集まることはあまりなかったかもしれませんが、

本当に巨人、いい仕事した!!

夢を叶えることができた鍬原拓也選手はきっとこれから

またがむしゃらに頑張るでしょう。

それだけの覚悟のある選手ですから。

 

これからの活躍にぜひ注目したい選手ですね。

 

 

オリックス育成1位指名された稲富宏樹選手も母がシングルマザーとして育ててくれました。

紫外線アレルギーを発症した息子を献身的に支えた母の愛は深いです。

稲富宏樹(オリックス)母の年齢は?紫外線アレルギー克服方法は?

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