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梅雨時の子供の体調不良はこんな症状に注意!病気の種類と対処法


 

 

梅雨に入ると湿度が高くなり蒸し暑く、

雨が多いと洗濯物も乾かないので憂鬱な日が続きますね。

 

近年は5月くらいから夏日が続いたりと

夏が本番になる前から非常に暑くなることもあり

体調管理が難しい時期。

 

ただでさえ、雨の湿気でじとじとムシムシ。

食中毒も怖い時期ですから子供がいる家庭にとっては

梅雨の時期は、子供の体調不良が心配です。

 

梅雨に起こりやすい子供の体調不良や、

起こりやすい症状、その原因と対処方法を調べてみました。

 

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Contents

梅雨時の子供の体調不良の症状

 

めまい・立ちくらみ・体のだるさ・吐き気

めまいや立ちくらみ・体のだるさや吐き気等といった症状が出たら熱中症の疑いがあります。

 

熱中症というと夏に入ってからのものと思われるかもしれませんが、

真夏のような気温でなくとも、

湿度が高いと十分に汗をかく原因となりますので意外と体の水分が失われます。

 

お子さんが十分に水分をとっているか注意が必要です。

お手洗いに行く回数、オムツのおしっこの量を

気を付けてみておきましょう。

 

 

熱中症の症状で吐き気やだるさが来ているのか

違う病気なのか判断がつきやすくなるかもしれませんので

こまめな水分補給も大事ですが、排出物の水分量も気にしてあげるといいでしょう。

 

 

梅雨時に子供がかかりやすい病気

 

 

ちょっとした体調不良ではなく、

病気としては梅雨の時期になると子供がかかりやすい病気があります。

 

細菌による下痢や嘔吐といった感染性胃腸炎

 

胃腸炎の症状は主に下痢、嘔吐、発熱や腹痛等です。

梅雨特有の湿気の高さが細菌にとってとても繁殖しやすい時期。

 

胃腸炎には、細菌性・ウイルス性のものがありますが

ウイルス性胃腸炎は冬に多い傾向が見られます。

梅雨・夏の時期には細菌性の胃腸炎に気を付けましょう。

 

 

感染症としての下痢や

食中毒による下痢などもあります。

下痢といっても原因はさまざまなのでぱっと原因が判断しにくいこともありますね。

 

特に、小さなお子さんですと、

自分の言葉で症状を伝えられない年齢は

熱や発疹などほかにどんな症状があるかによっても

胃腸炎なのか、そうでないのか判断がつきやすくなります。

 

小さい子供の場合は

なんとなく不機嫌だったり、いつもと違った雰囲気がその予兆の可能性があります。

さっきまでは、元気だったのに、突然嘔吐することも珍しくありません。

乳幼児は下痢も重症化しやすいので注意が必要です。

 

②食中毒

梅雨の時期に怖いのが食中毒。

 

子供や高齢者など抵抗力の低い人がいる家庭には

食中毒は怖いですよね。

 

食材や、調理器具の衛生に注意を払い、

食べ残したおかずなどは常温で管理しないように

冷蔵庫に入れる、食べきれるだけしか作らないなど

食中毒を防ぐことが重要です。

 

特に子供のお弁当は食中毒を防ぐための

抗菌シートなども100円ショップで購入できるので

上手に利用しましょう。

 

③咽頭結膜熱(プール熱)

アデノウイルスが原因の病気。

プール熱という名前ですが、

プールだけが感染源になるわけではありません。

 

症状には、

  • 39~40℃の高熱
  • 喉の痛み
  • 目の症状・結膜炎(充血、眼痛、目やに)

が見られます。

 

ついこの前、

この咽頭結膜熱になりました…。

 

子供がのどが痛いといったのとほぼ同時に

朝起きると目やにがすごく目が開けられないほど。

のどの痛みと結膜炎で1週間ほど完治までかかりました。

 

結膜炎は、かゆみはなく、

目の痛さを訴えていました。

細菌性結膜炎用の目薬を5日ほど使いました。

 

潜伏期間が、5~7日。

タオルを共用しないようにしていましたが、

見事に私に移りました。

 

のどが痛いなと思ったら少し遅れて目やにがでて

結膜炎の症状に。

私も細菌性結膜炎用の目薬を差したら

目やにの症状はかなり落ち着きましたが

完治まで1週間以上かかりました。

 

 

④手足口病

保育園や幼稚園で拾ってくることが多い手足口病。

5歳以下の子供に多いので保育園や幼稚園に通っている子供は

かかりやすいんですね。

 

とはいえ、

手足口病は大人もかかります。

大人がかかると痛いくらいでとてもつらいですよね。

 

手足口病は、

口の中や手・足を中心に

まるい水泡状の発疹ができる急性ウイルス感染症です。

 

症状は、

  • 発疹
  • 38℃以下の発熱
  • 咽頭痛

 

子供は比較的症状がおだやかで

けろっとしていることも多いですが

大人が手足口病にかかると足の裏の発疹が痛くて歩くのがつらいなど

けっこう”痛い”と言われることが多いです。

 

⑤ヘルパンギーナ

突然の高熱、のどの痛み、のどの奥が発疹で真っ赤なんて時は

ヘルパンギーナ。

 

子供にとっては夏の病気の代表ですが、

この病気はのどの痛みで

子供の食欲が落ちるのが心配です。

 

ヘルパンギーナの症状は、

  • 38℃以上の高熱
  • のどの痛み
  • のどの奥の発疹

 

のどに染みる食べ物は避け、

のどごしのよいものや

汁物など子供が食べやすい食事メニューにしましょう。

 

 

 

 

 

梅雨時に子供に多い病気の対処方法

 

熱中症や胃腸炎から子供を守るため対処方法として

次の事項が挙げられますので参考にしていたければ幸いです。

※重症化する前に病院で医師の診断と適切な処置を受けてください。

 

■熱中症

原因:ほとんどの原因は発汗による脱水です。

屋内だと油断しがちですが雨天時には特に湿度が高くなり発汗量が増えますので要注意です。

 

対処方法:原因が脱水ですので、こまめに水分補給をするように心掛けましょう。

また、汗をかくということは水分と一緒に塩分も失っていますので、

いつもよりは多い目に摂るようにしましょう。(摂り過ぎには十分注意です。)

経口補水液のような物を常に常備しておくと便利ですよ。

 

 

 

ゼリー状になっているタイプもあります。

 

 

■感染性胃腸炎

原因:ウイルスや細菌といった病原体に感染することで発症します。

感染経路は接触感染(病原体が手などを介して口に入る)や

経口感染(汚染されたものを食べる)があります。

 

しかし、ウイルスが流行するのは冬がメインですから

梅雨の時期は細菌が原因としては多くなります。

 

 

対処方法:一番簡単な方法は手洗い、うがいを必ず行う事。

これだけで接触感染のリスクはかなり減らせます。

 

次に食べ物は十分に加熱し、出来るだけ早く食べてしまう事。

加熱が不十分であれば細菌は死滅しませんし、

冷蔵庫であっても長期間保存すると細菌が増殖してしまいます。

 

 

■咽頭結膜熱・手足口病・ヘルパンギーナ

原因:原因となるウイルスに感染すること。

 

対処方法:飛沫感染、接触感染が感染経路なので

登園、登校ができない期間は自宅で安静に、

感染を広げないようにするのも大事ですね。

 

まれに重症化する場合があるので、

子供の様子に気を配りましょう。

 

 

まとめ

手洗いをしっかりとして、

ウイルスや細菌に感染しないように予防をすることが退治ですね。

 

そして、

適度な運動を行い、バランスの良い食事、十分な睡眠をとることで

免疫力の高い体を作ることも意識しましょう。

 

どれだけ気を付けていても

幼稚園、保育園や小学校で流行り始めると、感染してしまいますが、

梅雨の時期にかかりやすい病気を把握しておくて、

早期に対処ができ、感染を広げないようにしたり、

はやめに医療機関で診察をうけるなど重症化を防ぐことにつながります。

 

 

 

子供から親も病気をもらいがちですので

家族みんなが健康で過ごせるよう

梅雨の時期の手洗いは気合をいれたいですね。

 

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