メーガンマークル妃の紋章デザイン意味&ケイト妃紋章と比較
ハリー王子とのロイヤルウェディングを経て、
英国の新しいプリンセスとなったメーガン・マークル妃の紋章を
ケンジントン宮殿が公開しましたね。
Yahooニュースでメーガン・マークル妃、今は、
セサックス侯爵夫人となった彼女の紋章を発表したというニュースを見たのですが
肝心の画像がなかったので、
探したついでに、
ウィリアム王子と結婚したケイト妃の紋章はどうなんだろう?と
知りたくなったので合わせて探してみました。
Contents
メーガン・マークル妃(セサックス侯爵夫人)の紋章のデザインと意味は?
王族の一員となると、
紋章が贈られるそうですが、
ケイト妃とウィリアム王子の結婚の時は
結婚したのが2011年4月で紋章が発表になったのは2年後の2013年9月なので
メーガン・マークルさんに紋章が贈られたのは
とてもスピーディでした。
気になるメーガン・マークルさんの紋章はというと
ケンジントン宮殿が発表しています。
A Coat of Arms has been created for The Duchess of Sussex: https://t.co/mJb3mqZfaZ pic.twitter.com/0EgbiS29Rb
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年5月25日
一番上のコロネットと呼ばれる王冠は、
メーガン・マークル妃からのレターヘッドとして今後使用されます。
メーガン・マークルさん自身もデザインに参加したそうですが、
右の白い鳥はメーガン・マークルさんを表していて
左のライオンはハリー王子を表しています。
メーガン・マークルさんを表す白い鳥側の盾のデザインは、
青い背景は
メーガン・マークルさんの出身地であるアメリカ、カリフォルニア沖の太平洋の海の色を、
2本の金色の線は、カリフォルニアの日差しを表現しています。
3本の羽は、コミュニケーションと言葉の力を表しています。
下に咲く丸い黄色の花は、
ハナビシソウ(ゴールデンポピー)でこれはカリフォルニア州の州花。
同じく黄色の縦に長い花は、ロウバイ(wintersweet)で
新居になるケンジントン宮殿に咲く花です。
実際には地面に咲く花ではなく落葉樹の花なんですね。
メーガン・マークルさんを表す白い鳥のくちばしが開いているのは、
自由に言葉を紡ぐオープンコミュニケーション、
コミュニケーションの力を象徴し、
飛び立ちそうな翼はまさに自由に飛んでいるよう。
”開かれた” ”自由な”存在としての王妃でありたいという願いが込められているのかもしれませんね。
左側のライオンの盾はヘンリー王子を表す盾ですが、
ヘンリー王子の盾のデザインとよく似ているのですが
ライオンの首かざりのデザインなど微妙に異なっています。
白襟は5つに赤いホタテの模様は3つ。
赤いホタテの模様は、ダイアナ妃のスペンサーの紋章から受け継いでいます。
この白い襟は王位継承者であることを示しています。
メーガン・マークルさんの紋章は、
ヘンリー王子の盾と合体したデザインですが、
ここには2人がずっと一緒に並ぶという強い意志が感じられますね。
ヘンリー王子は、
この結婚に際し、婚前契約を用意しなかったんですよね。
それは、離婚という選択肢は考えてないからだそうですが
ここにも、メーガン・マークルさんもヘンリー王子と添い遂げるという意思を
感じられますね。
一度離婚経験があるメーガン・マークルさんだからこそなのかもしれません。
ケイト妃とウィリアム王子の紋章のデザインは?
画像元:http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2434825/Kate-Middleton-Prince-Williams-new-Conjungal-Coat-Arms-revealed.html
左側のライオンはウィリアム王子を表しています。
真ん中のコロネット(王冠)はロイヤルファミリーの中のランクを表しています。
ライオンの白襟は3つの突起のあるデザインでこの白襟は王位継承者であることを表現。
ダイアナ妃のスペンサーの紋章をうけついだ赤いホタテ模様は1つ。
右の白いユニコーンはケイト妃を表しています。
ユニコーン側のたての3つのどんぐりはケイトの生家、ミドルトン家の3人の子供たちを表しています。
ゴールドの山の形は、
ケイト妃の母、キャロルを表し、母の苗字Goldsmithからその色が選ばれています。
白い2本の線は、ケイト妃の家族がスキーを愛していたことに由来しています。
赤と青の背景は、ウィリアム王子の盾に合わせたカラー。
ウィリアム王子の盾に描かれているのは英国それぞれの国。
3頭のライオンは英国を、
そして、スコットランドのライオン、
ハープはアイルランドを表しています。
まとめ
英国の紋章には、それぞれのシンボルに意味が込められていて
奥深いんですね。
ウィリアム王子とケイト妃はそれぞれが別々の盾を持ち、
ヘンリー王子とメーガン・マークル妃は2つの盾を1つの盾にしているところが
異例であるといわれる今回のロイヤルウェディングへの2人の決意の表れのような気がしました。
英国王室初の有色人種の血をもつメーガン・マークル妃を迎え入れることに対して
反対の意見を持つ人もいるだろうけど、
何があってもヘンリー王子はメーガン・マークル妃を守り、
ともに1つであることをこの紋章によって国民に示しているようだなぁと感じました。